福島県産品販路拡大事業として、「ふくしまから はじめよう。キビタン号」による移動販売を福島県ならびに首都圏で開始します。

1.背景

福島県においては、豊かな県土から生み出される農林水産物や加工食品、歴史と伝統に育まれた工芸品や繊維製品など優れた産品が数多く生産されておりますが、東日本大震災及び原子力災害により、県内事業者の販売面で県内全域に風評が及び、農林水産業のみならず地場産業を含めたあらゆる産業が大きな打撃を受けています
そのような状況の中、平成25年3月1日に福島県産品の販路拡大を使命として株式会社ビックメイツを起業しました。
BtoB取引の回復・拡大及び消費者と直接接する販売機会の拡大による福島県内農水産事業者、加工食品事業者、飲食事業者等の振興を図ることを目的に、福島県および首都圏において移動販売等を行い、福島県産品の信頼回復と販路拡大を目指し本年8月上旬から開始します。

2.概要

(1)福島県産品の信頼回復と取引拡大
首都圏の住宅地やビジネス街および福島県内での移動販売を通し、風評被害によりダメージを受けている福島県産品の信頼回復と取引拡大、福島県内の地産地消拡大を目指します。
(2)移動販売車「ふくしまから はじめよう。キビタン号」で消費者との接点を拡大
福島県と消費者との接点である既存のアンテナショップ(八重洲・葛西)に加え、首都圏のあらゆる地域で販売機会を創出し、新たな福島県産品ニーズを発掘する。また、福島県産品と消費者との接点を高めたことによる飲食店等への販路拡大、福島県内での地産地消につなげることを目指します。
(3)八重の桜、平成27年度デスティネーションキャンペーンに向けた福島県観光PR
福島県復興シンボルキャラクター「キビタン」をイメージした移動販売車を稼働させることにより、消費者へ「ふくしま」=「キビタン」のイメージを定着させ、福島県観光PRも実施致します。

開始日:平成25年8月上旬  ※開始日は決定次第お知らせいたします。

3.移動販売車「ふくしまから はじめよう。キビタン号」について

首都圏のビジネス街や住宅街、および福島県内の住宅街、仮設住宅等で福島県産品の移動販売を行う。また、「ふくしまから はじめよう。キビタン号」には常に「キビタン」が同行し、「キビタン」があらゆる場所に出没するという展開を図り、福島県=「キビタン」のイメージを定着させるアピールを実施し、福島県産品の販路拡大および福島県観光PRへとつなげていく。
使用する車両はエコロジーで環境に優しい軽タイプの車両とし、天井に設置したソーラーパネルの電力により車内の冷蔵庫・電灯等を使用しています。

<ふくしまから はじめよう。キビタン号 イメージ>